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ベルリン公演大成功! 2009年11月12日

今年、まさに壁崩壊20周年の節目を迎えるベルリン。
1989年11月9日、民衆の力が東西分断の悲劇の時代を終わらせ、国境を越えて両国の人々が抱きあいました。

思い起こせば、私たち「国境なき合唱団」が第3回目のコンサート開催地を選ぶにあたって、あたかも吸い寄せられるように決まったのが「ベルリン」でした。

離れていたものが一つになる。
その力を体で感じ、音楽を通して表現したい。
そして平和の感謝を子どもたちと分かち合いたい。
誰もがそんな思いで準備と練習を重ね、ついにベルリンへ旅立ちました。

日本より少し寒いぐらいのひんやりと爽やかな、錦繍のベルリン。
昼間は練習の合間に壁20周年の準備に湧く、紅葉の美しい街を歩き回り、
夜ともなればマエストロや佐藤先生たちと共にビールグラスを傾け、語り、笑い、歌う。
本番という大きな目標はもちろんの事、こうした時間もまた国境なき合唱団の醍醐味の一つです。

さて、今年は初めて「プロモーション」という挑戦をしました。
まさに20周年記念式典でドミノ倒し(Youtube: http://www.youtube.com/watch?v=Fq7MStBtZxU)
のスタート地点となったブランデンブルグ門をバックに大合唱。
はじめはおっかなびっくりでしたが、ベルリンッ子達が大勢立ち止り、やがて人垣ができました。
スイスのテレビ局も取材に来てくださり、寒さも忘れて大盛り上がり。
コンサート会場とはまた違う楽しさを味わうことができました。
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Photo:mano

本番会場・コンツェルトハウスの荘厳さはまさに圧巻。
かつてはシャウスピエールハウスと呼ばれ、ウィーン楽友協会と共にベートーヴェン存命中からあった歴史の重みを感じる舞台です。

第一部では日本の歌に加えてドイツの歌曲にはバッハの「主よ人の望みの喜びよ」と「ベルリンの風」を選びました。
「ベルリンの風」はご存知ベルリンフィルの夏の野外コンサート「ヴァルトビューネ」で毎年最後に演奏するお約束の演目で、ベルリンの方々も嬉しそうに手拍子したり、歌ったりして下さったのは本当に感激でした。

第二部の第九でのマエストロ横島のエネルギッシュで魅力ある指揮ぶりは、正面から見入る団員達にとても刺激的であっという間に四楽章だったとか。
現地の合唱団「和(なごみ)」の皆さんも加わっての歓喜の歌の大合唱は、3年目だけあって非常に落ち着いて力強く、円熟味を感じさせる演奏となりました。
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Photo:mano


私たち国境なき合唱団団員は、皆胸に団員バッジをしています。
エンブレムの中に音楽への愛を表わす「竪琴」と、
ボランティア精神への愛を表わす「折り鶴」。

そのどちらをおろそかにする事なく、私たちはさらに国境を越え、
世界平和の祈りを込めて世界の舞台で歌い続けます。

私たちを支えて下さるすべての皆さまへ、心からの感謝を贈ります。
本当に、ありがとうございます!


国境なき合唱団実行委員長 王野百合子

 投稿者:実行委員会 日時:00:51

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